大分県中津市の耶馬渓は九州を代表する景勝地

大分県中津市耶馬渓は九州を代表する景勝地。日本新三景や日本三大奇勝にも数えられ、青の洞門、一目八景等の人気観光スポットが点在。新緑や紅葉の季節にはその渓谷美を見ようと多くの観光客が押し寄せます。しかし実はここにはまだまだ知られていない穴場絶景やパワースポットがあります。日本のマチュピチュの呼び声もある古羅漢、本耶馬渓の上を歩く競秀峰探勝道、GW前後には幻想的なネモフィラと渓谷美コラボが楽しめます

知られざるパワスポ「古羅漢」はまるで陸の軍艦島

写真:水津 陽子

耶馬渓(やばけい)は耶馬日田英彦山国定公園の一角にあり、http://tblo.tennis365.net/fhaeuoiaer/2017/04/15/faewrfxcfgvaewr/
http://fhaoeruohl.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/faerdfvaer
日本最大の火砕流台地と山国川がつくる渓谷群は国名勝に指定されています。耶馬渓を代表する名所といえば、山国川の渓谷美「本耶馬渓」、禅海和尚が30年をかけ手掘りした全長約342mの「青の洞門」、深耶馬渓にある「一目八景」などが有名です。
中でも岩峰がそそり立つ本流の本耶馬渓は人気スポットです。ただ観光客の多くはその一番のビュースポットや絶景に気づかずに帰ってしまうことも少なくありません。
「古羅漢(ふるらかん)」は本耶馬渓の一番端にあり、中津随一のパワースポット「羅漢寺」に行く道の手前にある知る人ぞ知る穴場絶景であり、パワースポットです。

写真:水津 陽子

下の道路から独特の岩峰群を見ていると一際、目を惹く景観が羅漢寺の手前で屏風を広げたようにそびえる岩山。高さは100mほどで、岩山の中には祠のような空間も見えます。
この謎に満ちた場所は古羅漢といい、その名は山上に羅漢様が並ぶ様に由来し、付近の石仏が一夜の内に飛び移ったという伝説もあります。http://fhaoeruohl.blog.shinobi.jp/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/gsertdgret
http://fhaoeruohl.asks.jp/665.html
その独特の景観から日本のマチュピチュと呼ぶ人もいますが、その姿はまるで陸の軍艦島の様相です。
その最高峰は飛来峰、洞穴がある峰は天人橋、尾根続きの岩峰は五塔峰と呼ばれています。

岩峰に続く九州自然歩道、岩屋には石仏や摩崖仏が

写真:洞門ドットコム

岩屋には石仏、毘沙門天磨崖仏、断崖に立つ国東塔などが納められています。駐車場から峰に向けて自然歩道が整備されており、実際に峰の上に上がることもできますが、足元が悪いところもありますので、上がる場合は必要な装備をして出掛けてください。
※古羅漢は羅漢寺が管理するものではありません。自然歩道に関しては記事末尾の【関連MEMO】にあります九州自然歩道フォーラムのホームページリンクをご確認ください。コースマップ(PDF)もあります。

耶馬渓の知られざるパワスポ、ビュースポットはここ!

写真:洞門ドットコム

また残念なことに本耶馬渓を訪れる観光客の多くが、青の洞門や駐車場がある側の道の下から見上げるだけで帰ってしまいます。
耶馬渓の渓谷美を眺める一番のビュースポットは山国川にかかる禅海橋の上であり、橋を渡った先にある「レストハウス洞門」、競秀峰の全容や手彫りの洞門の明かり取り窓もよく見えます。
写真に写る鳥居は縁結びのご利益で知られる毛蕨神社のもの、秋季大祭の竹灯篭祭りは賑わいます。

幻想的な渓谷美、彩る一面のネモフィラ!

写真:洞門ドットコム

対岸ではゴールデンウィーク頃、ネモフィラが咲き乱れます。新緑の渓谷美と青いネモフィラの花畑のコラボは他ではなかなか見られない幻想的な絶景です。