小麦とワインというフランス食文化とは異なり

 小麦とワインというフランス食文化とは異なり、ソバ粉とリンゴが主食のフランス北西にあるブルターニュ地方には、カフェの数より多いクレープリー(クレープ専門店)があります。
そんなクレープリーの中でソバ粉のガレットを提供する日本初のクレープリーが新宿区神楽坂にある「ル・ブルターニュ神楽坂店」。
石畳横丁の風情ある隠れ家的カフェで、ブルターニュの香りに包まれて大人の時間を過ごしてみませんか。
東京のプチフランス、神楽坂の石畳横丁
写真:Naoyuki 金井http://www.freeml.com/bl/15676704/481210/
http://c.code.am/detail/268


パリに本店のある「ル・ブルターニュ」が世界第一号店としてこの神楽坂を選んだのは、この神楽坂の地に旧東京日仏学院(現・アンスティチュ・フランセ東京)があることと、神楽坂の石畳風情がフランス・モンパルナスと似ていたことです。
そんな神楽坂の数多い石畳の横丁でもひときわ風情を感じるのが「兵庫横丁」です。
写真:Naoyuki 金井

この兵庫横丁は、戦国時代に牛込城の武器庫(兵庫)があったことがその名の由来で、神楽坂花街の名残である料亭「幸本」や“ホン書き旅館”として名高い「和可菜」などがある由緒正しい横丁です。
その横丁にひっそりと佇んでいるのが「ル・ブルゴーニュ神楽坂店」で、石畳風情とオープンテラスがまさにプチフランスの味わいなんです。
写真:Naoyuki 金井

フランスの香りを漂わせる小さなテラス席が、よりフランス的で、より隠れ家的雰囲気を醸し出しています。
店内もウッディな造りで、ディスプレイなどでフランスのエスプリ感を演出しており、カジュアルな中でも落ち着いた雰囲気に浸れます。
ワインもいいけど、やっぱりシードル
写真:Naoyuki 金井http://川口あんてな.com/matome/559
http://fqaweirsfhkae.on.omisenomikata.jp/diary/1668831


テーブルと同じくらいの大きさの黒板のようなメニューが出され驚かされます。
その黒板は、お店からのおススメのメニューで、他にも盛りだくさんのメニューがありますが、良く分からないときはスタッフに聞きましょう。
気さくなスタッフがフレンドリーに色々教えてくれるので、目一杯楽しんでみましょう。
写真:Naoyuki 金井

「とりあえずのビール」よりも、ここはやはりワインで雰囲気を盛り上げたいところ。
20数種類取り揃えられたワインは、ワイン通でも十分楽しめます。でも「銘柄もわからない」という方でも安心で、赤白それぞれ4種類から選べるリーズナブルなハウスワインがあり、一種類づつ説明してくれるから、好みに合いそうなものをチョイスするのが良いでしょう。