島根県の東部に位置する大根島(だいこんじま

島根県の東部に位置する大根島(だいこんじま)。この小さな島は牡丹の名所として知られ、シーズンともなると多くの観光客で賑わいを見せます。
今回はそんな大根島にある牡丹園のなかから、特に人気のある3つの施設をご紹介!
花が好きだという人、自然の中で癒されたい人は必見の内容となっているので、ぜひ足を運んでみて下さい!

牡丹の香り漂う島 大根島

写真:島塚 渓

島根県松江市の東部、鳥取県境港との県境付近に大根島(だいこんじま)という小さな島があります。ラムサール条約に登録された中海に浮かぶ小島で、周囲はわずか12キロメートルほど。
http://cogoole.jp/searches/blog_detail/678/44054
http://qewgtrpaewr.naganoblog.jp/e2094868.html
そんな小さな島ですが、4月の下旬から5月の上旬にかけて、牡丹が咲き乱れる島として知られる観光地。この時期ともなると多くの観光客で賑わいを見せ、白やピンク、黄色といった色とりどりの牡丹が咲き乱れる様子は必見です!
そんな大根島が牡丹で有名になったのは昭和三十年前後。技術の進歩により短期間での量産が可能になったこと、そして行商に出かけた女性たちの販売努力によって、大根島の牡丹は一気に知名度を上げることとなりました。
現在では300種を越える品種と年間180万本もの生産量を誇る、日本一の牡丹の生産地となっています!

牡丹と「いずも南京」そして溶岩庭園が楽しめる「大根島本陣」

島根県側から国道に沿って大根島に入ると、すぐ目の前に見えるのが「大根島本陣」。
さっそく園内に入ると、甘さを含んだ牡丹の香りがほのかに漂ってきて、実に良い心地です。
そして、ここでは牡丹だけではなく「いずも南京」という貴重なキンギョを鑑賞できるのも見どころの1つ。丸々とした愛らしいフォルムは、お祭りのキンギョとは一味違った気品があります。
さらに「大根島本陣」では、珍しい溶岩庭園も見ることができちゃうんです!もともと大根島は火山活動の結果、誕生した火山の島なので、「島石」と呼ばれる玄武岩がいたるところに広がっています。その石を庭園に利用したのが、この溶岩庭園。荒っぽい溶岩と優雅な牡丹を見比べてみるのも、なかなか乙な楽しみ方ですよ。